ウォーキング
2020-07-19
コロナ禍・長雨・豪雨災害で、心身共にうんざり・疲弊している人が大勢居ると思います。疫病・天変地異の次は飢饉そして他国侵逼(中共の尖閣諸島・沖縄侵略)、まるで日本の鎌倉時代を想起するような世の中の様相ではないですか。ともあれ大変な状況の中で私達は現在暮らしている訳です。個人個人が奮起しようと思っても、政治家や行政のお偉方のいい加減な匙加減で私達の命運が決まってしまう世の中では安心して暮らすことはできません。なので何とか立派な為政者を私達は選ばなくてはなりません。独裁国家は「選ぶ」ことすらできませんが。
ところで真っ当な精神状態と元気を保つためには、最低限の健康努力が必要です。そしてストレスに強くなるための肚造りが肝要です。免疫力向上・元気を支える人体の要は、肚=腸にあります。腸を元気にするには腸内細菌の活性化を促さなくてはなりません。腸内細菌の活性化はウオーキングを毎日40分~60分することである程度達成できるでしょう。兎に角歩かないと腸の働きは悪くなります。もちろん冷たい飲み物や寝冷えでお腹を冷やさないように気を付けなくてはなりませんね。
ウオーキングで一つ注意していただきたいことが有ります。それはある程度のアップダウンが必要なことと、歩道を歩く時なるべく平らな所を歩くことです。アップダウンは脚力を付けますし、平らな所の歩行は骨盤の歪みを防止します。排水の関係で歩道は概ね車道側に傾いていますので、低いほうの脚に体重が偏り、その結果高い方の脚に荷重が掛からずその同じ側の腸骨が前上方に歪みます。そして股関節内の大腿骨骨頭の位置に狂いが生じ、見かけ上歪んだ側の脚が長くなってついには骨盤が水平を保てなくなり、腰骨周辺に余計な負担が掛かってしまいます。筋肉・神経の緊張が高じて腰痛の原因になったりしますし、腰椎から出ている内臓神経は腸につながっていますので腸のはたきに影響が出ます。左の腸骨の歪みは消化器系、右の腸骨の歪みは心臓血管系にそれぞれ影響すると構造医学が教えてくれています。このことを念頭に置いてどうぞウオーキングを楽しんでください。私は歩道を歩く時は平らな側溝のふたの上を努めて歩くようにしています。