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九死に一生を得た体験

2022-08-28

人生経験を長く積み重ねていると、とんでもない出来事に遭遇することがあります。夏になると時々思い出されるのは、30数年前の九死に一生を得た恐ろしい体験です。と言っても心霊や犯罪がらみのホラー話ではありません。さて、その日の朝まだき、北海道の小樽で仕事を終えた私は一人マイカーを駆使して、日本海沿いのほとんど信号機のない高速道路のように広くて真っ直ぐに伸びた二車線の湾岸道路を目的地の函館に向けてひた走りに走っていました。生憎その日は朝から雨が降り続いて土砂降りの様相を呈していました。途中すれ違う車は一台もなく、一人荒野を行くが如しで、カセットテープから流れる喜多郎のシンセサイザーの名曲「シルクロード」を聞きながら時の経つのを忘れ、悠々と豪雨の中を走行していました。暫くすると走行車線のはるか前方に大型のクレーン車が道幅一杯に停車しているのが見えました。そしてクレーン車は次第に近づいて来て、100m手前で対向車線へハンドルを切ろうとしました。ところがハンドルが効かないのです。ブレーキも効かない!知らぬ間に80キロ以上のスピードが出ており、路面とタイヤの間に水膜が出来て、ブレーキとハンドル操作が出来なくなる、いわゆるハイドロプレーニング現象でした。ハンドル操作が出来ないまま、見る見るうちにクレーン車が近づいてきます。50m、30m、10m、絶体絶命!!もはやこれまでかと思った一刹那、無意識にアクセルペダルを踏みしめた、その途端ハンドルにガチっと手ごたえを感じ、奇跡的にハンドルが動いたのです。そして間一髪、タッチの差でクレーン車をすり抜けたまま車は対向車線上を、海に浮かぶ木の葉のように、左右の車輪が交互に浮き上がり浮き上がりして次第に通常走行に戻って行きました。その間、無我夢中で全身の毛が総毛立ったことが今でも鮮明に思い出されます。それにしても何故その時アクセルペダルを踏んだのかは無意識にやったことなので分かりません。思うに自分の本能のなせる業か、私の守護霊が護ってくれたのか、不思議としか言いようはありません。対向車がいなかったことも幸いでした。あわや大惨事となるところでした。後年、前世療法を体験した時、私はゼロ戦のパイロットとして敵の巡洋艦に体当たりするシーンが出てきました。敵艦がぐんぐん迫って来て、敵の水兵の顔が見え、そのままゼロ戦もろとも敵艦に体当たりして散ったという特攻隊員としての過去世でした。おそらく潜在意識にインプットされていたものが、形を変えて出て来たのではないかと今は思っていますがどうでしょうか?

最近の症例です。

①10歳の男子小学生が母親に連れられて来院しました。パニック障害で過呼吸になり苦しいので病院に行ったのですが、大したことはないと言われ、十分な治療が受けられなかったので当方で診てほしいとのこと。早速診てみると、脳幹と視床下部に反応が出ていました。パニック障害は脳幹と関係するし、視床下部の反応は自律神経失調の表れなので症状とマッチしています。十分施術して楽になったのか施術後の男の子の表情が明るくなった気がしました。一週間後にまた診たところ、脳幹と視床下部の反応は消えており、前回の施術後は過呼吸になることはなく、とても楽になったとのことでした。

②40代男性です。仕事の疲れからか喉のあたりこわばってが痛く、頭も重いという訴えでした。遠隔気功で診てみると、喉や頭には反応は認められず、左肩の関節が開いて肩の筋力が落ちていることが分かりました。なので関節を締めて筋力を上げておきました。翌日症状を伺うと喉も頭もすっかり良くなったということです。