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気功で行う姿勢のコントロール

2023-08-27

老化が進むにつれ、また老化でなくても運動不足や、スマホやパソコンの長時間使用、寝転がってテレビを見たり読書したり、寝ぐせや座るときなどの悪い癖などが積もり積もって骨格が歪んでいる人が非常に多いですね。歩いている姿を後ろから横から観察すると姿勢の歪みがよく分かります。左右の肩のどちらかが下がっていたり、腹が出て前屈みになっていたりと、様々な悪い姿勢が目立ちます。骨・骨格が勝手に歪むことはありません。筋肉が固く柔軟性がなくなり、筋力が落ちてくると血液や神経の流れが悪くなって骨が引っ張られ、そして姿勢が歪んできます。悪い姿勢を矯正するストレッチや筋トレを実行しようと思っても、忙しい人や余り姿勢を気にしないようなズボラな人は、なかなか実行しませんよね。

気功で姿勢を矯正する方法を少しご紹介します。私の場合は、指圧や整体の技法を応用して気のパワーで矯正しますが、最終的には全体的・部分的に弱った筋力を他力的に上げて筋肉を強化していきます。筋力強化は、脊柱の両側の脊柱起立筋、横隔膜、恥骨筋、骨盤底筋、腹部内臓を上にあげる筋膜、僧帽筋などを主にやります。特に前後の姿勢の崩れは、横隔膜と恥骨筋が関与します。腹部内臓は恥骨で支えられていますので恥骨バランスが崩れると腹が前に出やすくなります。また骨盤底筋や大腸が弱ると内臓が下がって下腹が出る原因となりますね。そして、それらは肩こり・腰痛と密接な関係があるので、肩こり・腰痛治療にはそれらの筋力アップは欠かせません。前屈みがひどくなると巻き肩となり、胸郭出口症候群になって腕のしびれや痛みが起きてくるので、私の施術ではその予防のため必ず巻き肩の矯正を行っています。これらは遠隔気功でも行えますので電話でいつでもご相談ください。

さて、世界情勢はいよいよ混沌として、ウクライナ戦争の終結の見通しは立たず、石油、穀物の高騰、欧米を中心にインフレが加速し、経済危機、食糧危機、エネルギー危機、地球温暖化・異常気象による洪水、山火事、コロナパンデミックなど人類の生存が脅かされるような事態が世界各地で頻繁に起こっています。この現象を仏教では、末法・五濁の世といいます。五濁とは劫濁、見濁、煩悩濁、衆生濁、命濁ですが、特に今は人類の生存が脅かされる命濁の時代ということです。なんともはや大変な危機的状況ですね。私利私欲のためその危機を煽っている悪魔的な連中がいることを知る人ぞ知るという嫌な世の中に今私たちは生きています。世界が日本化し、大乗仏教の利他精神が広く世界に行き渡れば、民族が協和して世界は平和になり、安心して暮らせるようになるのですが、日本と日本人の使命は今後ますます重要になってきます。そして日本を取り巻く東アジアに戦争の足音がひたひたと迫ってきているのに平和ボケした日本人がいかに多いことか。我々はもはや他人事では済まされない時代の中にいるという自覚が必要だと痛切に思いますね。