霊障による病気
2023-09-29
最近来院された70代半ばの男性はタクシードライバーでしたが、普段運動不足なので、猪や鹿などの狩猟を趣味として時々狩猟仲間と一緒に山に出掛けていました。2年前のある日、30キロのお米を担いだところ腰砕けとなって、以来腰痛に悩まされるようになり、ついにタクシー会社を退職する羽目になりました。病院に通っても改善せず、たまたま私の施術を5,6回受けて腰痛が完治した近所の奥さんの話を聞きつけてやって来られました。彼の奥さんもタクシードライバーでしたが8年ほど前に末期癌のため亡くなられたそうです。その奥さんは、いわゆる「見える人」で霊媒体質でした。何年も前に借家に引っ越したところ、家の誰もいない2階や階段で人が音を立てて歩くような音がしょちゅう聞こえ、また1階の浴室のドアをドンドンと叩く音がしたりと、ラップ音に悩まされました。奥さんは実際に霊を見たようです。そこで除霊師やお坊さんに除霊を依頼するも一向にラップ音は収まらず、神社の神官にお祓いをお願いして1週間かけて漸く収まったそうです。その後、家を新築して移り住んだのですが、そこでもラップ音がしていたそうです。そうこうしているうちに奥さんが癌に侵され、しかも転移が進んだ末期癌と診断され、治療の甲斐なく亡くなられました。おそらく奥さんは霊媒体質のため多くの霊に憑依されていたと思われます。ご主人が狩猟で数多の動物を鉄砲で撃ち殺していたので、ひょっとしたら殺された動物たちの怨念が執り付き易い奥さんに向かったのではないかとも考えられます。癌は恨みの霊が関与すると言われていますのでね。生業で猟師をするのでなく、小遣い稼ぎを兼ねて、趣味でやっている人は要注意ですね。死んだ動物の霊を慰めていればまだ救われるかも知れませんが。