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一念岩をも通す

2024-07-14

私たちは、何かの目的を達成したいと思うとき、まずは目標をイメージします。それが明確であればある程達成へ向けての心的エネルギーが強く湧いてきます。そしてそれが信念となったとき達成不可能と思われるようなことも奇跡的に成就することがあります。「信ずれば成る」、「一念岩をも通す」という言葉は正にそれを表しています。一念とは最大限に意識と気が集中した様です。例えば催眠を掛けられて意識野が狭められると意識が一つの方向だけを向くので集中力が高まり、とんでもない力が出てきます。火事場の馬鹿力がそうですね。また断崖絶壁に立つと恐怖で足がすくんで動けなくなり、そんな固まった人をちょっとやそっとの力では押しても動かせません。オレオレ詐欺に引っかかった人も被催眠状態となっているので第三者がいくら説得を試みてもなかなか言うことを聞いてくれません。信じ切ってしまうと誰が何を言おうと聞く耳を持たなくなり、新興宗教や詐欺に引っかかってしまいます。オウム真理教の信者はどれだけ学識が在ろうと善悪の判断が狂わされて殺人を犯してしまいました。

ところで仏教の天台宗で言われた言葉で「一念三千」という言葉があります。一念の波動が宇宙全体に一瞬のうちに広がる心のさまを言います。一念は振り子のように右にも左にも揺り動きます。一念は心の動きですから因みに右をプラス、左をマイナスとすると、極左は最悪の怨念となり、極右は最良の慈念となります。置かれた境遇や環境で振り子は右にも左にも揺れ続けます。私たち凡夫は心が安定せず、その間を行った来たりして一喜一憂の人生を過ごしているのです。聖人君子と言われる悟りの境地に達した人は、心の振り子が常住坐臥安定していて、しっかり心のコントロールが出来ている人です。そしてさらに過去・現在・未来の三世を見通す力を備えた偉大な覚者を仏というのです。仏教が伝来してから数えきれない修行者が悟りの境地を求めて仏道修行に励んできました。しかし、いくら修行しても個人の力では悟りを開くことが出来ない時代、仏法が隠滅し、争いが絶えない時代を末法時代と言います。わが国では平安末期ごろから末法に入ったとされます。そして、そんな絶望的な時代に真摯に向き合い、新たな境地を開拓した聖者が平安末期から鎌倉時代にかけて輩出しました。法然・親鸞・道元・日蓮といった人たちです。

現代社会は、その末法時代の延長線上にあります。今だけ、金だけ、自分だけの拝金主義が世を覆い、世界各地で戦争が起きていて、お先真っ暗の若者たちが希望を持てない時代社会に私たちは生きています。聖者の出現を待つ余裕すらありません。いつ何時どうなることやら皆目見当がつきませんね。人口爆発、食糧難、エネルギー危機、共同体意識・道徳の崩壊、犯罪の増加、移民・難民の増加、天変地異、何時また大地震が起きるかもしれない等々の不安の中で私たちは暮らしているのです。GHQ,左翼グローバリストの画策によって、金儲けや芸能、音楽、スポーツなどの娯楽ばかりに関心を向けさせられ、政治に無関心にさせられた戦後の大多数の日本人。このままでいいのでしょうか?今日アメリカ前大統領トランプ銃撃暗殺未遂事件のニュースが飛び込んできました。トランプ氏の大統領当選で困るグローバリストの仕業に違いなく、それだけ彼らは追い詰められているのです。今時代は変わりつつあります。偏向報道の日本メディアに洗脳された人々は、トランプを悪者だと刷り込まれていますが、今回の事件をどう思っているのでしょうか?今こそ目覚めなくてはなりません。もう直ぐ新しい時代が来ます。